トレード初心者がスマホで半年間で約700pipを獲るための実践的な手順

スマートフォントレード

「木を見て森を見ず」

相場の世界でよく耳にする言葉ですが、『細部にとらわれて相場全体の動きを見失っていること』を言います。

FXトレードにおいては、木と森の両方をバランスよく掴んでいないとトレードで勝つことはとても難しいです。

特に初心者の方にとって木(手法)をどのように使うのか。森(環境認識)はどのように判断すれば良いのか。これらを使いこなすようになるには多くの時間を必要とします。

そこで今回は、トレーダー歴30年の私が木と森の使い方を組み合わせて初心者でも使える一挙両得のトレード方法を考案しました。

このトレード方法を実践することで実際に約半年間で700pip以上の成績を出すことが出来ました。

内容的に初心者のサラリーマンや主婦の忙しい方でも、スマホで簡単に勝つ可能性が高い方法です。その手順を分かりやすく紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

1. 今回紹介するトレード手法を約半年間続けた結果

まず、私が約半年間実践した結果を見てください。

audusdとnzdusdのトータルリスト表

AUDUSDとNZDUSDの2通貨で3月15日から約半年間の成績をまとめてみました。2つの通貨で合計791pipの成績を出すことが出来ました。

この結果をトレード初心者が実現する為には日足のチャートを見ていくことが大切です。なぜなら、初心者は相場の全体感を掴むことが難しいからです。先ほど紹介した「木を見て森を見ず」という言葉が相場の格言にあります。

月足や週足だと時間的に遠くてチャンスも少なくなり特に月足だと数ヶ月に1度しかチャンスがないという可能性があることから、やはり日足を選択するのが良いと私は思います。

トレード初心者は日足を見ていく方法から始めましょう。

※pipとは、ドル円で1pip=1銭

2. 半年間で約700pipを獲るための日足トレードの手順

それでは、私が実践してきた方法を順を追って解説していきます。できる限り誰でも実践できる内容にしたつもりです。ぜひ参考にしてみてください。

2-1. 日足でトレンドが出ている通貨を探す

使用するタイムフレームは日足です。

日足でトレンドが出ている通貨を選びましょう。なぜなら、トレンドが出ている通貨をトレンドと同じ方向にトレードすることによってより勝率の高いトレードと大きな値幅が狙えるからです。

トレンドにはアップトレンドとダウントレンドがあります。

アップトレンド解説図

アップトレンドは高値と安値を切り上げている状態を言います。

ダウントレンド解説図

これと反対にダウントレンドは高値と安値を切り下げている状態を言います。

もっと詳しい解説はFXで安定的な「勝ち」を手に入れるために勉強すべき4つのポイントのダウ理論に記載しています。

2-1-1. アップトレンドの通貨は買いを狙います

アップトレンドチャート図

実際のチャートです。

相場全体の動きが上昇傾向にあるので買い有利な状況です。ですからアップトレンドの時は買いのトレードを狙います。

2-1-2. ダウントレンドの通貨は売りを狙います

ダウントレンドチャート図

相場全体の動きが下降傾向にあるので売り有利な状況です。ですからダウントレンドの時は売りトレードを狙います。

2-2. チャートの設定をします。

トレンドが出ている通貨の日足チャートに2本の移動平均線を表示させます。

20EMAと8SMAの表示チャート

1 20EMA
2 8SMA

使用目的は、20EMAはエントリーのタイミングを判断するために使用します。8SMAは決済のタイミングを判断するために使用します。

20EMA=20日指数平滑移動平均線
8SMA=8日単純移動平均線

2-3. エントリーのルール

※この章以降は全てショート方向で解説しています。ロングの場合は逆向きで考えてください。

エントリールール解説図

AからDの条件を順番に満たした時に日足終値で売りエントリーです。エントリー方法は、終値確定時に成行注文でエントリーをします。

A 日足ダウントレンド中にローソク足本体が20EMAの下側かつ20EMAと接触していない状態。
B Aの状態からローソク足終値が20EMAより上に抜けた状態。
C その後、ローソク足本体が20EMAより上の位置で、なおかつ20EMAと接触していない状況。

良い例のチャート図
良い例として1番から4番のローソク足本体は20EMAより上に位置しており20EMAと接触しておりません。しかし、5番ではヒゲが接触しています。ローソク本体が接触していなければヒゲの接触は大丈夫です。

悪い例のチャート図

悪い例

6番から9番はローソク足本体が20EMAと接触しています。このような場合は条件に合いません。

D その後、陰線終値が20EMAより下で確定した時。
陰線終値が20EMAを下回った1本目の終値確定時に成行売りエントリーです。

2-4. 損切りの設定

トレードには損切りの設定をする必要があります。設定方法はエントリーした日の高値の上側10pipの位置に損切りの設定を置きます。

エントリールール解説図

具体的にはDの陰線でエントリーした場合、Dの陰線の高値の上側10pipの位置に損切りの設定をします。

損切りの設定をすることにより、相場が思っていた方向と逆に動いた場合でも損失を損切りの位置で限定することが出来るので損切りの設定は必ずしてください。

2-5. 決済のルール

決済の解説図

Eの条件を満たした時に決済します。

E Dでエントリー後、ローソク足終値が8SMAより高い価格で確定した時に終値で成行注文で決済をします。

※成行注文とは

成行注文とは、売買注文を出す時に価格を指定せずに注文することをいいます。

売買を成立させることに重点を置いた注文方法なので、成行買い注文を出した場合はその時の一番高い売り注文と売買が成立します。反対に成行売り注文を出した場合は、その時の一番安い買い注文と売買が成立します。

2-6. アラームを入れる

トレードチャンスを逃さない為にアラーム設定は必須です。

なぜなら、私自身今までにアラーム設定を怠ったばっかりにトレード大チャンスを逃した経験は数多くありました。そんな初歩的なミスを防ぐ為にアラーム設定は強い味方になります。

エントリーの時は2-3のCまでの条件が揃った時に20EMA付近にアラーム設定をします。アラーム設定によりエントリーのチャンスを見逃すことを防ぎます。

決済時には8SMA付近にアラーム設定をします。アラーム設定により決済の機会を見逃すことを防ぎます。ぜひ活用することをお勧めします。

2-7. チェックする時間帯

24時間取引できるFXですが、1日の区切りはニューヨーククローズ時間(ニューヨーク市場終了時間)と決められています。

米国現地時間17時です。つまり日足の終値はニューヨーククローズ時間に確定します。

しかし、米国には夏時間と冬時間があるので時期によってニューヨーククローズ時間が異なります。

日本時間から見た夏時間と冬時間のニューヨーククローズは以下の通りです。

夏時間のニューヨーククローズ=日本時間午前6時
冬時間のニューヨーククローズ=日本時間午前7時

夏時間(米国サマータイム)適用時は、3月第2日曜日~11月第1日曜日でそれ以外の期間が冬時間となります。

まとめ

このトレード方法は、慣れた人であればエントリーも決済も1日1回朝の時間帯にわずか数秒のチェックで判断可能な場合があります。なおかつ注文も最短1分以内で行う事ができる場合があります。

注文を出す時間も丁度の時間でなくても多少の遅れがあっても大丈夫です。

ですから、どんなに忙しい方でもスマホで手軽に出来てしまうトレード方法なので、ぜひ実践に取り入れてみてください。