FX初心者が利益を出すための方法と取り組み方について教えます!

FX初心者利益

FXで利益を上げるためには、日々のトレードの勝ち負けに一喜一憂するのではなく、月単位及び年単位の収支をプラスにする事に焦点をあてて取り組む事が重要です。

FX初心者は知識・技術共に未熟なため利益を出す事は難しく、1年以内に退場になってしまう確率が非常に高いと言われています。

9割以上が負け組と言われている相場の世界で、残り1割の勝ち組に入れる方法があります。
その方法とは、これから説明する4つのルールを守ってFXに取り組んでいく事です。

初心者が守るべき4つのルールとは

1 必ず損切り設定をする事
2 ドルストレート通貨でトレードを行う事
3 システムトレードとスキャルピングをしない事
4 デモトレードから始め、年間600pips(月50Pips)獲得する事を目標に取り組む事です。

4つのルールの中で1番重要なルールは1の、必ず損切設定をする事です。

ルールに基づいて取り組んだ結果、あなたが得られる大きなメリットが3つあります。

1 1年以内に退場するリスクを限りなくゼロにすることが出来ます。
2 利益を出すための具体的な取り組み方について理解でき、自分で取り組んでいけるようになります。
3 4つのルールを遵守する事で利益を出す事ができるようになります。

それでは、これから順番に4つのルールについて詳しく説明していきます。

1. ルール1 必ず損切り設定をする事

三度の飯より大事!エントリーと同時に損切設定をしておくべき理由について解説します。

1-1.損切り設定をする理由は強制ロスカットを避ける為です。

経験の浅い初心者がトレードにおいて気を付けるべき重要な事は、強制ロスカットにならないようにする事です。

私たちは普段FXトレードをして利益を確定した時には「勝った」と言い、損益が確定した時には「負けた」と表現しますね。

FXトレードでは、損益を出した時は手持ちのお金が減る上に負けたというレッテルまでついてくるため、精神的に非常に大きな苦痛を伴います。

強制ロスカットが執行されると含み益も含み損もまとめて決済してしまいます。

その結果、トレードの継続が困難となり、退場せざるを得なくなってしまう事が多いのです。
ですから、強制ロスカットされる事を回避する必要があります。

*「強制ロスカット」は、FX取引の評価損が一定水準に達した時に、更なる損失を防ぐためにFX会社が強制的に決済する機能のことです。これはFX会社に義務付けられています。

1-2.強制ロスカットを防ぐ方法について

ここでは含み損とプロスペクト理論の関係ついて解説します。

初心者がトレードで利益を出せるようになるまでの間に立ちはだかる最大の壁というのが、損切の設定(逆指値注文)ができない事です。

プロスペクト理論というのを知っていますか?この理論では、人間は損失を前にすると、その全てを回避しようとする心理が働き、損切設定ができなくなる事を指摘しています。

含み損が出る時には誰でもプロスペクト理論が無意識に発動しています。このため初心者は損切設定ができなくなったり、最初の設定を途中で変更してしまう事が多いです。

プロスペクト理論が発動しても、強制ロスカットになる事を防ぐためには、エントリーを成行注文で行い、その際必ず指値と逆指値注文を同時に注文するようにします。

そして一度決めて注文したら、損切りの設定の位置を途中で変えてはいけません。

利益を伸ばすために利益確定と損切の位置をずらしていく方法が紹介されていますが、それは初心者向けではなく、応用編です。初心者向きではありません。

2. ルール2 ドルストレート通貨でトレードを行う事

初心者に適した通貨ペアがドルストレート通貨である理由について解説します。

2-1.ドルストレート通貨のベストな組み合わせについて

初心者に最も適したトレードの通貨ペアは、ドル/円とユーロ/ドルの2つです。

その理由は、FX市場において流通量の多い上位3通貨が1位米ドル・2位ユーロ・3位円となっているからです。

通貨の流通量が多いという事は相場参加者の数も多い事を示しており、相場の動きが安定しており値動きが読みやすいからです。

そのためこの3つの通貨の組み合わせを選択するのがベストと言えます。

その他に、ドルストレート通貨ペアには、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、ポンド/米ドル、ニュージーランドドル/米ドル、豪ドル/米ドルがあります。

これらの通貨ペアは、世界の基軸通貨である米ドルが絡んでいるので取引に適しています。

2-2.初心者に向かない通貨ペアとは

ドルストレート以外の通貨ペアは初心者向きではありません。

クロス円という通貨ペアはドル円以外の円を含んだ通貨ペアの事で、これらは合成通貨と呼ばれています。米ドルを介して取引されているため、計算が複雑になるからです。

クロス円通貨の外にも新興国通貨など様々な通貨ペアがありますが、流通量が少ないため値動きが激しく、トレードの難易度が高いため初心者には向いていません。

ですから、初心者はドル円やユーロドルなどのドルストレート通過ペアを選択するようにして下さい。

3. ルール3 システムトレードとスキャルピングをしない事

FX初心者がシステムトレードとスキャルピングをしてはいけない理由について解説します。

初心者はシステムトレードとスキャルピングをしてはいけません。これらの手法は非常に難易度が高く、高度なトレード技術を持ったトレーダーでなければ成功できないからです。

3-1.システムトレード(自動売買)について

システムトレードは機械が自動で売買してくれる事や、プロと同じトレードができるため初心者でも楽に利益を出す事ができると評判を呼んでいます。

確かに自分で考える手間が省けるため楽をする事が出来ます。ですが、どの自動売買を採用するのかは、自分で決めなくてはいけません。

他人が儲けた金額を見て選んだ自動売買では、利益を出す事は難しいでしょう。相場の状態は刻々と変化しているため、相場の状況に適した売買方法を選ぶ必要があるのです。

自分の技術がなければ選ぶ事も容易ではないため、利益を出す事はできないのです。その時の相場に合わないシステムを稼働させていると強制ロスカットになってしまいます。

3-2.スキャルピングについて

スキャルピング手法はトレードチャンスが比較的多く、損切幅が少ないトレード方法です。

スキャルピングで狙う値幅は1回のトレードにつき0.1~10pips前後で、損切り幅も約5Pips以内です。

ポジションの保有時間も短く数秒から数分のため、忙しくて時間がない時でも何回もトレードができるでしょう。数多くトレードできれば利益が出そうな気がしますね。

ですが、仮に、スプレット(手数料)が0.3Pipsのドル円で1日10回トレードした場合、4週間(1か月)で60Pips分の手数料を払う事になります。

初心者にとって、1か月に60pipsの手数料を支払った上に利益を出す事は非常に難しく、現実的ではありません。

さらに、スキャルピングは損切幅が浅いので、相場の状況次第ではエントリーした直後に損切になってしまう事もよくあるのです。連続して負けるリスクも非常に高いと言えます。

そのため、損切にならないようにするために勝率を高くする必要があります。勝率を上げるためには、高度なトレード技術を身に着ける必要があります。

1分や5分などの短い時間足チャートを使うスキャルピングは非常に難しいので初心者向きではありません。初心者はなるべく長い時間足を使用するトレード方法がお勧めです。

4. ルール4 デモトレードから始め、年間600pips(月50Pips)獲得する事を目標に取り組む事です。

ここではルール1~3を踏まえて、利益を出すための取り組み方について具体的に説明します。

4-1.デモトレードから始める理由と目標値について

デモトレードは実力が付きにくいと言われています。損失を出した時に架空のお金のため痛みがないので甘さや油断が出てしまうというのがその理由です。

そのため、実力を付けるためにはリアルトレードを始めるのが良いと言われています。

ですが、私はリアルトレードから始める事はお勧めしません。その理由は、初心者が最初から毎月コンスタントに一定の利益を上げ続ける事は不可能に近いからです。

また、小額でのトレードを始めたとしても、肝心のトレード技術が身についていない段階で連敗を重ねてしまうと、精神的ダメージが大きくなってしまいます。

ですから、デモトレードを本番だと思って真剣に取り組みましょう。

初心者の目標として最適な数字は、年間600pips(毎月50pips)を獲得する事です。

金額を追い求めると、損切りのルールを無視したトレードになってしまうケースも出てきます。そのため、金額ではなくpipsを獲得する事を目標にします。

デモトレードで経験を積んでいる間に、基本的なFXの用語やPC及びスマホの操作方法や実際の取引方法などを覚えていき、準備金として10万円を用意しましょう。

毎月コンスタントに50pips獲得できるようになったらデモトレードは卒業です。いよいよ本番口座での取引に移ります。

4-2.リアルトレードでは10万円の証拠金を用意して、数量は1,000通貨で取引しよう。

実際に取引する際には、限りなくリスクを低くして取引を行います。そのために準備する証拠金は10万円、取引数量を1,000通貨とするのが最適です。

例えば10万円の証拠金で1ドル100円の時に、1,000通貨の数量で、ドル円を買いでエントリーしたとします。

FX会社の1,000通貨あたりの必要証拠金が4,000円で、強制ロスカット基準となる証拠金維持率が100%に設定されていた場合、この時のレバレッジは1倍、証拠金維持率は2500%、強制ロスカットされるレートは4円になった時です。実際、レートが限りなくゼロになる事はまずないと言えます。 

ですから、強制ロスカットされるリスクがほとんどない状態と言えるのです。

4-3.リアルトレードで1か月50pips獲得し、500円の利益を上げる事を目標にしよう。

10万円の証拠金で1,000通貨の取引を始め、1か月で50pips獲得すると、500円程の利益を得ることができます。(ここでは説明をわかりやすくするためスプレットは考慮しません)

少ないと感じる方もいるかもしれませんが、大事な事は金額ではなく、初心者が毎月コンスタントに50pipsを獲得する事です。

トレードをしていく中で損失を出す事も当然あるので、毎月50pipsを獲得し続ける事は
初心者にとってハードルの高い事なのです。

まずは、確実に月50pipsを獲得し、500円の利益を上げていけるようになりましょう。

4-4.年間6000円の利益を上げ、年利6%を達成しよう。

毎月500円の利益を出して1年経つと500円×12か月=6000円程の利益になります。
これを年利にすると6%に値します。

6%と聞いて少ないと感じる方もいるかもしれませんが、かの偉大なる投資家ウオーレンバフェットの年平均利率は22%と言われています。

世界中の専業トレーダーの年利も10~20%と言われていますから、初心者が10%以上もの年利を得る事は至難の業と言って良いでしょう。

ですから、初心者のうちは実現可能な数値を目指していきましょう。

4-5.初心者は複利運用せず単利運用するのがベストである。

FX初心者は、利益の金額に応じて取引数量を増やしてトレードする複利運用をしてはいけません。

捕らぬ狸の皮算用というということわざがありますが、自分が欲しい物や、やりたい事への欲望に駆られてFXで得た利益を複利運用して早く増やそうとしてしまいがちです。

複利とは、最初の資金とその後の利息についても利息が付く事です。わかりやすく銀行の定期預金で考えてみます。

銀行に定期預金をしたと仮定し、10万円預け、その時の金利は10%だったとしましょう。
1年後に利息が発生すると1万円が利息としてもらえるので預金額は11万円になります。

2年後には、預金額11万円に対して利息がつくので1万1千円が利息としてもらえます。
全部で預金額は12万1千円となるのです。

一方、単利とは、最初の資金に対してだけ利息がつく事です。
この場合、預金額は1年後には11万円、2年後には12万円となります。

複利で運用した方がお金が増えてお得だと思いますよね。

しかし、FXでは複利で取引数量を増やした結果、1度に生じる損失額が大きくなってしまうのです。これが、複利運用をする時の欠点です。

ですから、初めは単利運用でコツコツ利益を上げていく事ができるようになりましょう。
複利運用については、その後に取り組む課題として捉えておくと良いです。

まとめ

FX初心者が簡単に利益が出せるわけではない事が理解できたと思いますが、ルールを守って続けていく事で利益を出す事が可能になります。

初心者に適した方法で、実現可能な範囲での目標が理解できたら、同時にトレード技術を向上させていく事にも継続的に取り組んで行きましょう。