超簡単! FX証拠金維持率計算が3分で分かる。(図解入り)

証拠金維持率計算

証拠金維持率とは「口座資金を含めた総資金に対しての取引金額の妥当性」を数値化したものです。

これは自身の取引ロットが総資金に対して適正かどうかを判断する目安になります。もちろん知らなくても取引はできますが、知っていればより安全な取引ができるようになるということです。

よく分からないうちは、証拠金維持率が最低1000%以上になるようなロットで取引をすることをおすすめします。
ここでは証拠金維持率の計算方法を分かりやすく解説しています。

1.証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率は、「全資金」を「取引に使用している資金」で割ったものになります。

証拠金維持率計算方法計算式は「証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100」となります。
必要証拠金とは、取引に必要な資金のことで、「為替レート×ロット÷レバレッジ」の式で計算できます。また、有効証拠金は、保有しているポジションに発生している含み損益を口座資金に加えた総資金となります。

1-1.口座に5万円入れてレバレッジ25倍で、1ドル=100円の時に、1000通貨の買いポジションを保有した場合

証拠金維持率1250%の計算例
ポジションを保有した時点では、含み損益が発生していないので有効証拠金は5万円になります。1ドル=100円の時の1000通貨は10万円で、レバレッジ25倍で割ると4000円となり、これが必要証拠金になります。この場合、証拠金維持率は1250%となります。

1-2.保有していた買いポジションが1ドル=90円になった時の証拠金維持率

1ドル=90円になった時の証拠金維持率
10万円の買いポジションが9万円になったので、1万円の含み損が出ています。

証拠金維持率1111%の計算例
有効証拠金は1万円の含み損が加わり4万円となります。必要証拠金はレートが90円になったので、3600円となります。この結果、証拠金維持率は1111%となります。

1-3.保有していた買いポジションが1ドル=110円になった時の証拠金維持率

1ドル=110円になった時の証拠金維持率
10万円の買いポジションが11万円になったので、1万円の含み益が出ています。

証拠金維持率1364%の計算例
有効証拠金は1万円の含み益が加わり6万円となります。必要証拠金はレートが110円になったので、4400円となります。この結果、証拠金維持率は1364%となります。

このように証拠金維持率はレートの変化とともに変動していきます。

ここで注意が必要なのが、「全体の資金のうち、どれくらいを取引に使用しているか」ではなく、「取引に使用している資金が、全体の資金に対してどれくらい安全な金額か」という意味で取引金額の安全度を数値化したものだということです。したがって数字が大きければ大きいほど安全であると判断することができます。

また、ほとんどのFX会社でこの「証拠金維持率」を強制ロスカットの数値として運用しています。

おおよそ50%か100%に設定されており、この数字を切るとロスカットとなり含み損が確定するので注意が必要です。例えば、ヒロセ通称や外為ドットコムなどは100%に設定されており、DMM.com証券やGMOクリック証券は50%に設定されています。

2.証拠金維持率は「1000%以上」を目安に

証拠金維持率目安のグラフ

証拠金維持率は強制ロスカットの基準ではありますが、取引量が口座資金に対して適正がどうかの目安にもなります。FX歴が浅く適正な取引量がまだよく分からない内は、証拠金維持率が「1000%以上」になるように取引量やレバレッジを調整して取引するといいでしょう。そうすることによって為替レートの思わぬ変動や乱高下があっても損失を小さくできるからです。また、想定外の損切りを防ぐこともできます。

証拠金維持率1000%以上の一覧表
証拠金維持率が1000%以上とは、簡単に言うと必要証拠金が口座資金の10分の1になるようにロットを調整することです。口座資金が5万円なら必要証拠金は5000円以内、口座資金が10万円なら必要証拠金が1万円以内になるように取引をします。あくまでも目安ですが、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

トレードには常にリスクがあります。 ですから普段から余裕を持ったトレードをするために証拠金維持率を意識したトレードをするのが良いです。

よく聞く話ではありますが、儲けばかりに目が行って、リスクを甘く見てしまったがために強制ロスカットにかかり大きな損失を被ったなんてことがないようにしてください。